志望動機って書くのが難しいですよね。
僕もゲーム業界に転職するときには何て書こうかとても悩みました。
- ゲームへの熱意を語った方がいいかな?
- たくさんゲームを遊んでいることをアピールした方がいいかな?
などなど、ゲーム業界のことを知らない人からすると、何を書けばいいのかすごく不安になると思います。
今回は僕の2回の転職経験と、実際に採用する立場の観点から、
ゲーム業界に転職する際の志望動機の書き方についてお話しできればと思います。
そもそも、志望動機で何を見られている?

志望動機を考える前に、採用担当は志望動機で何を見極めているんでしょうか?
結論から言うと、動機が「薄くないか」を見ています。
なので、文章や面接時の説明が短くても「薄いな」と相手に感じられなければOKです。
なぜかというと、ゲーム業界の仕事はとてもハードなので、企業からすると「最後までやりきれる人」を採用したいと考えています。
志望動機が薄い人って、あんまり最後までやり抜いてくれそうな気がしませんよね。
なので、薄いと思われない程度に志望動機はまとめるようにしましょう。
熱い思いは不要
だからといって熱い思いばかり伝えられても困ります。
採用担当が知りたいことは、「その人がどんな能力を持っているのか」や「入社後活躍してくれそうか」ということ。
「熱い思い」よりももっと現実的に「その人が使えるか」を知りたいのです。
そういったことを知るためのに時間を使いたいと思っています。
実際、面接官が志望動機に違和感を感じなければ、意外とさらっと流されて、次の質問に移ることが多かったりします。
なので、短くても良いので薄くない程度にまとめられればOKです。
では、「薄くない」志望動機はどうやって考えればよいのでしょうか?
それは、自分の根源的な思いを知るところから始めると良いです。
あなたはゲーム業界で何がしたいのか?

仮にあなたがゲームプランナーを目指しているとします。
目指してはいるものの、そもそもゲーム業界に入って何がしたいんでしょうか?
- ゲームを作りたい?
- ゲームを作るとは、プログラミングをすること?
- それとも企画を考えること?
- 企画を考えることだとしたら、なんで企画を考えたいの?
- なんで企画じゃなきゃダメなの?
- プログラミングではだめなの?
といった形で、なぜゲームプランナーでなければいけないのか、自分の気持ちを深ぼってみましょう。
根源的に実現したい何かがあるんじゃないでしょうか?
- 「これは俺が考えたやつだぞ!」とドヤりたい
- こんなすごいことやってやったぞ!とドヤりたい
みたいな感じではないでしょうか?(違ったらスミマセン)
私の知人は「ファミ通に載りたい」と言ってました。
私は「自分の代表作を作りたい」と思いました。
つまり、自分の大好きなゲームで自己実現したいことがあるんじゃないでしょうか。
何か見つかったら、それでいいと思います。
見つからなかったら、本当にゲーム業界で働きたいのか、もう一度考えてみましょう。
見つかった人は、それを実現するための手段としてゲームプランナーが最適だと思ったのではないでしょうか。
それがあなたの志望動機になります。
「なぜその会社なのか」はぶっちゃけ理由がなくていい

タイトルのとおり、ぶっちゃけ「なぜその会社なのか」は理由がなくても大丈夫です。
「将来絶対ドラクエをつくりたい!」
とか
「将来絶対モンハンをつくりたい!」
と思っている方は、スクエニさんやカプコンさんを受ければいいと思いますが、そうじゃない人が大半だと思います。
私も特にその会社がいい理由はありませんでした。
最初に転職したときは、「ある程度大きい会社だったらどこでもいいや」くらいの気持ちでいたので、明確にこの会社がいいという理由はありませんでした。
かといって、理由を書かないわけにもいかないと思います。
ではどうやって書けばいいのか?
「やりたいこと」と「キャリアプラン」に合致すると書けばOKです。
具体例を書きます。
志望動機のサンプル
- (やりたいこと)自分の手掛けたRPGで世界中を熱狂させたい
- (キャリアプラン)そのためにはゲームプランナーからキャリアをスタートし、将来的にプロデューサーになりたいと思っている
- (合致している部分1)御社の代表作のRPGは世界中で配信されており、自分もすごく楽しませてもらっている
- (合致している部分2)自分の好きなRPGを作るノウハウがあり、グローバルにゲームを届ける御社は、自分の目標を実現するために最適な環境だと思った
たとえばこんな感じです。
「やりたいこと」と「キャリアプラン」を実現するためには、御社が一番合っているという書き方ですね。
受けるの会社のことを調べ、「やりたいこと」と「キャリアプラン」に合致する部分を調べ、それを書くだけです。
自分の思いの深堀りができていれば、「やりたいこと」と「キャリアプラン」は見えてくるので、手を抜かずにしっかり深堀ましょう。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
- 志望動機は「薄くないか」をチェックされる
- 自分も気持ちを深堀し、なぜゲーム業界に入りたいのか明確にする
- 「やりたいこと」と「キャリアプラン」を織り交ぜて、志望動機を仕上げる
今回ご紹介した内容はあくまでも志望動機の書き方の一例ではあるものの、私はこの手法で転職を2回成功させました。
ですので、書き方が分からないという人がいたら、参考にしてみてください。
それではまた。
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